ブログ

坂本の紅葉ツーリング 日吉大社と旧竹林院をトライクで巡る4時間

坂本の紅葉ツーリングなら、比叡山に登らなくても紅葉を楽しめます。

大津市坂本は比叡山のふもとにある門前町です。日吉大社の境内には約3000本のもみじがあり、参道は頭上をもみじが覆う並木道になります。隣には床もみじで知られる旧竹林院、周囲には穴太衆(あのうしゅう)積みの石垣が並ぶ街並みが広がっています。

草津から片道約1時間。トライクを日吉大社の駐車場に停めたら、あとは3か所とも徒歩で回れます。駐車と乗り降りを繰り返さずに済むため、短い時間でも観光時間を確保できます。

ただし、今回の4時間プランで回る場合、時間はかなりタイトです。

往復2時間の移動とレンタル手続きを引くと、坂本で使えるのは1時間40分ほど。日吉大社は紅葉期の所要時間が90分と案内されているので、旧竹林院まで入れるなら日吉大社を80分に絞る計算になります。昼食を現地で取ったり、寄り道したりする余裕はありません。
とはいえ、返却に間に合わなさそうであればご連絡いただければ延長も可能です。

この記事では、草津から坂本までのルート、坂本市街の狭い道、日吉大社の見頃と駐車場、旧竹林院と石積みの街並みまで、コンパクトに坂本の紅葉を楽しんでいただく情報をぎゅっとまとめます。

レンタルトライクの空き状況はオンライン予約ページから確認できます。

坂本の紅葉ツーリングは4時間で回れる? 坂本の紅葉ツーリングは4時間で回れる?

回れます。ただし内訳を見ると余裕はありません。

項目 所要時間
レンタル手続き 約20分
草津 → 坂本 約60分
日吉大社 参拝・散策 約80分
旧竹林院・石積みの街並み 約30分
坂本 → 草津 約60分
合計 計4時間

移動だけで往復2時間。手続きを足すと2時間20分が固定で消えます。散策に使えるのは残り1時間40分です。

4時間プランでできないこと 4時間プランでできないこと

上の内訳に、次の3つは入っていません。

  • 現地での昼食 — 紅葉期の坂本は飲食店も混みます。食事は帰着後か、走る前に済ませる前提です
  • 寄り道 — 琵琶湖岸で写真を撮る、大津市街に立ち寄る、といった余裕はありません
  • 撮影に使う時間の上振れ — 日吉大社80分は「もみじロードを中心に見て回る」ペースです

日吉大社は紅葉期の所要時間が90分と案内されています。80分はそれより短い設定なので、境内をくまなく歩くのではなく、大宮橋から山王鳥居までのもみじ並木に的を絞る組み方になります。

ゆっくり歩きたいなら8時間プラン ゆっくり歩きたいなら8時間プラン

Top ↑

写真をしっかり撮りたい、坂本の街を端まで歩きたい、昼食も現地で取りたい。この場合は4時間では収まりません。

ゆっくり回るなら8時間プランを選ぶと、三井寺や大津市街まで足を伸ばす余裕も生まれます。当日でも延長は可能なので無理のないようにしてください。

草津から坂本へ|紅葉ツーリングのおすすめルート 草津から坂本へ|紅葉ツーリングのおすすめルート

Top ↑

区間 目安距離 ポイント
草津 → 近江大橋 約8km 湖岸道路。信号は少なめ
近江大橋 → 大津市街 約6km 橋の上は視界が開ける。風が強い
大津市街 → 坂本 約8km 国道161号を北上。左手に比叡山

※距離は目安です。出発前に地図アプリでルートを確認してください。

近江大橋は風が抜ける 近江大橋は風が抜ける

Top ↑

レンタルトライク スクーター

近江大橋は琵琶湖の上を横断する区間です。トライクは風防が小さいため、上半身に風が直接当たります。左右に湖面が広がるので、開放感という点ではルート中で一番の見どころになります。

一方で、11月の湖上の風は冷たく、橋を渡り終えると体感温度が一段下がります。私は出発前にネックウォーマーを着けてから走り出します。 橋の上で寒さに気づいても、そこで止まって装備を足すわけにはいきません。

国道161号は流れに乗れる 国道161号は流れに乗れる

Top ↑

大津市街から坂本までは国道161号を北上します。車線があり、車の流れに乗って走れる区間です。左手には比叡山の山並みが続きます。

トライクは3輪で直進安定性が高いため、こうした流れの速い幹線道路も快適に走れます。

坂本市街は道幅が狭い 坂本市街は道幅が狭い

Top ↑

国道161号から坂本の街に入ると、道の性格が変わります。道幅が狭く、見通しの悪い交差点が続きます。 生活道路として使われている区間もあり、歩行者や自転車、地元の車が横から出てきます。

紅葉シーズンは徒歩の観光客も増えます。トライクは後ろ2輪のため、車幅の感覚がつかみにくい特徴があります。すれ違いの際に寄りすぎて接触事故にならないよう十分に注意する必要があります。

紅葉トライクツーリングで比叡山に登らない理由 紅葉トライクツーリングで比叡山に登らない理由

Top ↑

レンタルトライク ハーレー

「比叡山の紅葉ツーリング」を考えている方に、判断材料をひとつ置いておきます。

今回の記事で比叡山ドライブウェイを外して坂本で散策する理由は、道の性質です。比叡山ドライブウェイ・奥比叡ドライブウェイは山上まで一気に上がる有料道路で、カーブが連続します。バイクで走った経験から言うと、車体を傾けて曲がる乗り物には楽しい道です。

ただしトライクは3輪で、車体を倒して曲がりません。連続するカーブでは速度を落とし、ハンドル操作で一つずつ曲げていくことになります。直線や緩いカーブで効く安定感が、ワインディングでは長所として働きません。紅葉を見に行ったはずが、道と向き合う時間のほうが長くなります。

紅葉を楽しみに行ったのに疲れてしまって楽しめなければ本末転倒です。比叡山ドライブウェイは上級者向けです。
また、奥比叡ドライブウェイは日曜日・祝日に二輪車が通行止めになります。二輪車はどちらのドライブウェイも通行できません。以前問い合わせた際はトライクの扱いは普通車扱いとの返答でしたが、山上を目指す場合は事前に道路管理者へ確認してください。(参考:奥比叡ドライブウェイ よくあるご質問

坂本のふもとだけでも、約3000本のもみじがあります。山上まで上がらなくても紅葉は十分に見られます。

日吉大社の紅葉|見頃・料金・駐車場 日吉大社の紅葉|見頃・料金・駐車場

Top ↑

坂本の紅葉の中心は日吉大社です。全国の日吉・日枝・山王神社の総本宮にあたる神社で、境内は山の斜面まで広がっています。(参考:日吉大社 公式サイト

見頃は11月中旬〜下旬 見頃は11月中旬〜下旬

Top ↑

日吉大社の紅葉

例年の見頃は11月中旬から下旬です。日吉大社の公式サイトによると、境内には約3000本のもみじとカエデがあります。

公式が挙げている見どころは、大宮橋から山王鳥居にかけての「もみじロード」。アーチ状にかかる並木は「もみじのトンネル」と表現されています。(参考:日吉大社 もみじ祭

トライクは車高が低く、屋根も窓枠もありません。参道に近づくとき、視界が上まで抜けます。車で同じ場所に来たときとは、頭上のもみじの見え方が変わります。

入苑協賛料と所要時間 入苑協賛料と所要時間

Top ↑

日吉大社の境内

拝観には入苑協賛料が必要です。

  • 大人:500円
  • 中高生:300円
  • 小学生以下:無料

所要時間の目安は、公式サイトで通常約40分、紅葉の時期は90分程度と案内されています。境内が広く、紅葉期は人も増えるためです。(参考:日吉大社 よくあるご質問

※料金・時間は2026年8月時点の公式情報です。訪問前に最新情報をご確認ください。

駐車場は約50台・11月は毎日有料 駐車場は約50台・11月は毎日有料

Top ↑

日吉大社の参道

日吉大社の駐車場は乗用車のみ約50台。普段は無料ですが、11月は毎日有料になります(大型バスは境内に入れません)。

50台は、紅葉シーズンの週末には余裕のある数字ではありません。土日に行くなら午前中の早い時間に着くか、平日を選ぶかで難易度が変わります。

トライクは到着時に係員へ声をかける トライクは到着時に係員へ声をかける

Top ↑

トライクで訪れる場合、私は二輪車用スペースに自己判断で停めません。到着したら係員に車両を見せて、停める場所を確認します。

トライクは3輪ぶんの車幅があるため、二輪スペースでは隣の車両との間隔が狭くなります。四輪車用スペースに案内されるほうが、結果的に収まりがいい場面が多くあります。

係員に確認してもらったほうが、スムーズになります。

旧竹林院の床もみじ 旧竹林院の床もみじ

Top ↑

旧竹林院

日吉大社から歩いてすぐの場所に旧竹林院があります。延暦寺の僧が隠居した「里坊」のひとつで、国指定名勝の庭園を持つ施設です。

旧竹林院の床もみじ

日吉大社が「歩きながら見上げる紅葉」なら、旧竹林院は「座って眺める紅葉」です。座敷の床板に庭の景色が映り込む構図が、写真を撮る人には外せないポイントになります。

旧竹林院の庭園

ただし紅葉期は同じ場所に撮影者が集まります。写真だけを目的にせず、座敷から庭を眺める時間も確保しておくと、坂本での滞在の印象が変わります。 走ってきた道の緊張が切れる場所でもあります。

  • 開館時間:9:00〜17:00(受付は16:30まで)
  • 入館料:大人330円、小学生160円
  • 休館日:月曜(祝休日は開館)・祝休日の翌日

※11月は特別に無休で開館する年があります。料金・開館日は2026年8月時点の情報です。訪問前に公式情報をご確認ください。(参考:旧竹林院/大津市

坂本の紅葉ツーリングで歩きたい穴太衆積みの街並み 坂本の紅葉ツーリングで歩きたい穴太衆積みの街並み

Top ↑

日吉大社と旧竹林院をつなぐ道そのものが、坂本の見どころです。

坂本の街並みは穴太衆積みと呼ばれる石垣で構成されています。自然石を加工せずに組み上げる技法で、この一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。石垣の上には里坊が並び、その塀越しに紅葉がのぞきます。

紅葉と石垣が同じ視界に入る場所は、そう多くありません。 日吉大社と旧竹林院という2つの目的地の間を移動するだけで、この景色の中を歩くことになります。

坂本を「日吉大社に行く街」ではなく「石垣の間を歩く街」として捉えると、4時間プランでも満足度が変わります。トライクを停めてから返却時刻まで、走る時間より歩く時間のほうが長いのが坂本のツーリングです。

坂本の紅葉ツーリング 4時間モデルコース 坂本の紅葉ツーリング 4時間モデルコース

Top ↑

時刻 内容
10:00 レンタル手続き
10:20 草津出発、湖岸道路から近江大橋へ
11:20 日吉大社 到着・駐車
11:20〜12:40 日吉大社 参拝・もみじロード散策(80分)
12:40〜13:10 旧竹林院・石積みの街並みを徒歩で(30分)
13:10 坂本出発
14:00 草津帰着・返却

10:00の手続き開始から14:00の返却まで、ちょうど4時間の組み方です。

このコースには昼食が入っていません。食事を挟むなら、時間をずらすか、返却後に草津で取る形になります。

日吉大社を公式案内どおり90分見たい場合は、旧竹林院を次の機会に回すという選択もあります。4時間で両方を回るか、日吉大社に集中するか。ここは当日の紅葉の色づきと混雑を見て決めてください。

11月のトライク紅葉ツーリングの防寒対策 11月のトライク紅葉ツーリングの防寒対策

Top ↑

移動が片道1時間でも、風を受ける時間は変わりません。

  • 防寒ジャケット — 近江大橋の上で体温を持っていかれます
  • ネックウォーマー — 首元からの風の入りが体感を左右します
  • 冬用グローブ — 手がかじかむと坂本の狭い道での操作に響きます
  • 歩きやすい靴 — 日吉大社の参道には坂と石段があります
  • 現金 — 入苑協賛料・駐車料金・入館料に備えて用意しておくと安心です(決済手段は施設ごとに異なります)
  • モバイルバッテリー — 撮影とナビで消耗します

トライクは車体で風を遮りにくいため、11月の走行では普段の街歩きよりはっきり寒く感じます。私は防寒ジャケットとネックウォーマーを最初から着けて出るようおすすめしています。 暑ければ脱げば良いだけです。紅葉が見頃ということは、それだけ気温が下がっているということです。

4時間なら坂本、8時間なら湖北 4時間なら坂本、8時間なら湖北

Top ↑

紅葉ツーリングの目的地は、走りたい距離で決めると失敗しません。

「紅葉を見るのが主目的で、走行は移動」なら坂本です。 片道1時間で着き、現地は徒歩で回れます。移動より滞在に時間を使う組み方になります。

「ツーリングそのものを長く楽しみたい」なら湖北・鶏足寺方面です。 片道約80km、往復だけで5時間前後。散り紅葉の参道と、湖岸道路を80km走る時間の両方が手に入ります。8時間プランと組み合わせるルートになります。

湖北の紅葉ツーリング|鶏足寺へトライクで行く8時間ルートと駐車場

坂本の紅葉ツーリングでよくある質問 坂本の紅葉ツーリングでよくある質問

Top ↑

Q. 坂本の紅葉ツーリングは何時間必要ですか?

草津方面からなら往復2時間の移動に、日吉大社80分と旧竹林院30分を加えて4時間が最短です。ゆっくり回るなら8時間プランをおすすめします。

Q. 4時間と8時間、どちらを選ぶべきですか?

坂本だけを回るなら4時間で足ります。昼食を現地で取りたい、余裕をもって楽しみたい場合は8時間をおすすめします。

Q. 日吉大社の紅葉はいつが見頃ですか?

例年11月中旬〜下旬です。年によって前後するため、出発前に最新の色づき情報を確認してください。

Q. 11月の何週目に行くのがおすすめですか?

見頃の中心は11月中旬〜下旬です。週末の混雑を避けるなら平日、または午前中の早い時間をおすすめします。

Q. 日吉大社の拝観料はいくらですか?

入苑協賛料として大人500円、中高生300円、小学生以下は無料です(2026年8月時点)。

Q. 日吉大社に駐車場はありますか?

乗用車のみ約50台分あります。11月は毎日有料です。

Q. トライクはどこに駐車しますか?

到着時に係員にみてもらうのが確実です。車幅があるため、四輪車用スペースへ案内されるケースが多いです。

Q. 日吉大社と旧竹林院はどちらを先に見ますか?

駐車場の位置から日吉大社を先に回り、その後に旧竹林院へ歩くのが自然な順路です。旧竹林院は受付が16:30までなので、時間が押している日は先に回る判断もあります。

Q. 比叡山ドライブウェイと坂本、どちらがおすすめですか?

トライクで紅葉を見るなら坂本です。ドライブウェイは連続カーブが続き、トライクの特性と噛み合いません。上級者向けです。

Q. 坂本の道は走りやすいですか?

国道161号までは問題ありません。坂本市街は道幅が狭く見通しの悪い区間があるため、徐行が前提です。

Q. 雨の日でもトライクで行けますか?

走行できますが、おすすめしません。路面が濡れると制動と旋回の条件が変わります。雨の中走行するのは快適ではありませんし、濡れた後に体温を奪われます。雨予報なら日程変更を検討してください。

坂本の紅葉ツーリングは、片道約1時間・往復2時間の移動で組めます。日吉大社に80分、旧竹林院と石積みの街並みに30分。手続きを含めてちょうど4時間です。

4時間は最短の組み方で、余裕はありません。 昼食を現地で取らず、寄り道もしない前提です。ゆっくり歩きたい方は8時間プランを選んでください。

比叡山に登らないのは妥協ではありません。連続カーブを避けて、もみじのトンネルと石垣の街を歩く時間に振り替えるという選択です。

坂本市街だけは道幅が狭く見通しが悪い区間があるので、そこだけ気をつけて走ってください。

※料金・営業時間・休館日・駐車場の運用は変更されることがあります。訪問前に各公式情報をご確認ください。

坂本の紅葉ツーリングにトライクを使うなら 坂本の紅葉ツーリングにトライクを使うなら

Top ↑

坂本の紅葉ツーリングに
レンタルトライクを使うなら

Cクラス 4時間 15,800円
Dクラス 4時間 28,800円
ヘルメット 無料貸出
営業時間 10:00〜19:00(水曜定休)
オンラインで予約する

日吉大社の紅葉は例年11月中旬〜下旬。土日は午前の枠から埋まります

※料金は2026年8月時点。予約ページの一覧に表示される金額は最短プランのものです。上記4時間プランの料金と最新の空き状況は、各メニューのページでご確認ください。

気になることや不明点はお電話でも受け付けています

077-567-2888

10:00〜19:00/水曜定休

この記事を書いた人

木本淳一/ j.kraft代表

滋賀県でトライク専門店「j.kraft」を運営。トライクの製作・販売に17年以上携わり、オーダーカスタムからメンテナンスまで一貫対応。溶接・旋盤などの機械加工技術を活かした、世界に一台だけのトライク製作が強み。

  • トライク製作・カスタム歴17年以上
  • 溶接・旋盤など金属加工の専門技術
  • 3DスキャンやCADを活用した設計